最近は、コロナ自粛のおかげで家にいる時間が増えて、庭や畑の手入れがとても捗ってます。
先日は、柿や桑の木に芽吹いた若葉が柔らかくてとても美味しそうだったので、天ぷらにして食べてみました。
この時期にしか食べられない山の幸です。
写真のうち濃い緑色で切れ込みのあるのが桑の葉で、左の黄緑色の葉っぱのほうが柿の葉です。
桑の葉は無味に近く、柿の葉はすこし苦味があって、塩をつけて食べるとどちらもとても美味しかったです。
個人的にはビールに合いそうな柿の葉のほうが好みでしたが、妻は桑の葉のほうが美味しいと言っていました。
柿の葉も桑の葉も栄養満点!
柿の葉にはレモンの20倍ものビタミンCが含まれており、柿の葉には糖尿病予防やコレステロールを低下する栄養素や食物繊維が豊富に含まれていて、健康にもとっても良いそうです。
健康によくて美味しいなんて、一石二鳥ですね!
ちなみに、柿の葉も桑の葉もお茶としても楽しめるんですよ。
桑の木は庭に植える果樹におすすめです。
桑の葉は蚕が食べる餌としても有名ですが、じつは桑の実のほうも食べられるのを知っていますか?
桑の実は英語で『マルベリー』と言い、今の時期になると赤〜黒い小さい実をたくさん付けるのですが、黒く熟した実をつまんで食べると自然な甘みがしてとても美味しいんです。
田舎のほうだと道端によく桑の木が生えていて、子供の頃におやつ代わりにつまんで食べた経験のある方も多いのではないでしょうか。
桑は日本にもともと自生している植物なので、庭の日当たりのよいところに地植えしておけば放任でもとても良く育ちます。
病気や虫害にも強いため、初心者の方にもとてもおすすめの果樹です。
ホームセンターなどでも探せばマルベリーの名前で売っていると思います。
桑の木を育てるなら大実の品種がおすすめ
育てるなら、ポップベリーなど大実の品種(大きな実のつく品種)が食べがいがあって良いでしょう。
我が家には元々ヤマグワが1本生えていたのですが、実も葉も楽しめるので昨年もう一本ポップベリーを庭に植えました。
まだ30センチほどの大きさなのですが、さっそく実がいくつか成っていて、熟すのを子供と毎日観察しながら食べるのを楽しんでいます。