何年振りか、何十年振りか、ともかくいま久しぶりに写真を撮りたい欲求が出てきていてマイクロフォーサーズの明るいレンズが欲しくなり、いわゆるパナライカレンズと呼ばれる『LEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4 II ASPH. H-XA025』を楽天で購入しました。
昨日そのレンズが届いて、早速PanasonicのLUMIX DMC-G8につけて近所の公園で犬の散歩がてらパッと試し撮りしてきた写真です。下手くそな写真ですが、まだあまりレビューや作例などの少ない25mm f1.4 IIの購入を検討している方の参考に少しでもなれば幸いです。
G8 + 25mm/F1.4 IIの撮影サンプル
すべて絞り優先(A)モードのf1.4開放で撮影し、LightroomでRaw現像したものになります。Rawから単純にjpegに変換しただけで現像の際にデータはなにもいじっていません。
写真はクリックで拡大して見ることができます。
あと、室内で撮った写真もいくつかあります。こちらも絞り優先の全て開放です。
個人的には色彩と陰影の艶っぽい写りにかなり満足なのですが、写り以外の面ですこし気になる点もありました。
AF駆動音と絞り羽根の音について
外で撮影している時はあまり気にならないですが、静かな室内だとAF時に駆動音が気になります。また手に駆動の微振動が伝わってくるので、いちいちちょっと鬱陶しい感じがしました。ビデオ撮影はまだ試していないですが、ちょっと音が入っちゃいそうです。
また、絞り開放の時は無音なのですが、開放以外では撮影時に絞り羽根の音がけっこうします。
LUMIX G8のキットレンズである12-60mm f3.5-5.6では全くそういった音や振動はしないので、最初、不良品なのかなと動揺したのですがネットで調べてみるとどうもそういうレンズみたいですね。
感覚は個人差もありますが、あくまで静かな室内だと気になるというレベルで、外で撮影している時は気になりませんでした。室内でも使っていくうちに、そんなもの、として慣れれば気にならなくと思います。
防塵防滴がついて、日常使いで気軽に持ち出せるレンズ
散歩しながらのスナップ撮影や子供の撮影がメインの自分にとっては、防塵防滴がついていて天気や場所、シュチュエーション(散歩中の急の雨とか、水遊びをする子供を撮るとか)を気にしなくても気軽に持ち出せると言うのはかなり大きなメリットです。
それに何を撮ってもなんか雰囲気のある風に撮れてしまう写りは撮っていて楽しいなと思わせてくれますし、室内でも屋外でも扱いやすくボケも楽しめるフルサイズ換算で50mmの画角も相まって、日常使いのカメラシステムとしてマイクロフォーサーズのカメラとこのレンズの組み合わせは最適解のひとつなんじゃないかなと思います。